気ままに単身赴任in台湾♪

中国語はおろか英語も全くダメだけど大丈夫なのか!?

台北マラソン2016を回顧②本番編

 

そんなこんなで、腰の痛みにより本番前1ヶ月の練習ゼロにも関わらず、

半分は不安、半分はなんとかなるだろうという意味の分からない自信で当日を迎えました。

 

2016年12月18日(日)

●4:30起床

朝食は確かおにぎりとパンとジュース。

ゆっくりストレッチ。乳首と踵と足の指に絆創膏を貼ります。

【準備物】

燃料補給のゼリーみたいなもの×4(10キロごとに補給予定)

音楽用の携帯とイヤホン

GPS機能付の腕時計

ロキソニン(腰痛用)

ウェストポーチ

 

●5:30出発

ゼッケンなどもろもろは前日に準備済なので、着替えてのんびりしてから家を出ます。移動はバイク。服装はすぐに走れる格好に上着を一枚って感じ。まだ辺りは暗い。

 

●5:50会場到着

家からだいたい15分くらいの距離なのですぐに到着。

バイクに着替えなどもろもろ入れておくので、特に荷物などは預けませんでした。

会場にはすでにたくさんの人だかり!すごくにぎやかです♪

 

●6:10スタート地点

ちょっと会場を準備体操がてら散歩してからスタート地点に並びます。

事前に申請したタイムごとにブロックが決まるのですが、自分はDブロック。

ちょっと調子に乗って4時間半の予測申請をしたので、A~EのうちのDです。

この時点ではまだ立ちながら準備体操するスペースが少しだけあります。

どんどん人が多くなってきて最終的には満員状態^^;

 

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●6:30スタートの号砲

確か1分前くらいからスタートのカウントダウンが始まります。

そして6:30と同時に号砲がなり一斉にスタート!!

6:30がフル、7:00がハーフのスタートです。

割とスムーズにスタートゲートまで到着し1分ちょいくらいのロスだけでした。

 

●スタート~10キロ

ここはとにかく人が多く、車道と歩道を行ったり来たりして少しでもショートカットしようとしてる人も結構います。

周りに流される感じでペースはほとんど気にせずに走ってしまいました^^;

10キロまでは気持ちよかったな~笑

後からみるとキロ6分を少し切るペースで走ってます。

完全なオーバーペースです^^;

でもみんな気持ち良さそうだし、市街地なんで応援の方もたくさんいるのでもう一回走っても同じことやっちゃいそう笑 

楽しく走るってこういうことか~って気分で走ってました。。

 

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●10キロ~20キロ

ここもまだ市街地です。

台北マラソンのいいところとして、観光名所の周りを走るので本当に走りながら観光をしている感じになります。

この区間ではハーフの人と合流したり別れたりをするので、ちょっと人が多い感じ。

応援の人もいるのでまだまだ頑張れます(笑)

ただ徐々に疲れが貯まってきているのは感じてて、ペースもキロ7分くらいに落ちていました。

またGPSの距離と実際の距離にズレがでて、GPSでは15キロをとっくに過ぎてるのに、実際の表示看板ではまだまだとかなっててショックを受けてちょっとペースが落ちたりもしました^^;

 

●20キロ~30キロ

よく30キロの壁とかって言葉を聞くけど、自分の場合は22~23キロくらいで壁がやってきました。。

まずは、足が極端に重くなったのと、その後足が攣る寸前になりました^^;

なのでそこからは歩きとゆっくり走りの繰り返しです。

どんどん抜かされていきます。。また自分と同じような仲間もどんどん増えていきます笑

しかもここら辺からずっと河川敷を走る単調なコース、応援もほとんどありません。

台北マラソンは飲み物や食べ物の補給は結構充実してるので、途中で梅干しとかバナナとか塩分、水分、糖分もとったつもりだったんだけど。。

ちょうど30キロ地点で5時間のペースランナーに抜き去られました。。

この区間のペースはキロ9分くらいだったと思います^^;

 

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●30キロ~

30キロ地点で5時間のペースランナーに抜かされてから、ちょっと頑張って1キロほど走ってみました。

すると。。。

完全に足が攣り、とうとう倒れ込みました^^;

ちょうど救護班がいるところだったので、マッサージをお願いします。

最初右足が攣っていたのでマッサージしてもらっていたのですが、そのうちに左足も攣ってしまい、結局両足ともマッサージを受けることになってしまいました。。

マッサージしながら、日本人か?とかマラソンはじめてか?とか台湾楽しいか?とか聞いてくれるんですが、それどころじゃありません(笑)

ここで15分くらいのロス。

その後は、なんとか歩いたりゆっくり走ったりの繰り返しで32キロ地点の関門を5分前くらいにギリギリクリアします。

ここからはもはやカオスで、ピカチューの着ぐるみを着ながら走ってる人にも抜かされたり、70歳~80歳くらいのおじいちゃんにも抜かされていきます。

ちょっと綺麗な人を見つけて、その人の後ろに頑張ってついていく作戦とか、

歌いながら走る作戦とか、いろいろ試してみます笑

ですがペースが一切上がらず、9割がた歩きになってます。。

そしてとうとう時が来てしまいました。38キロ地点の関門。

全然焦って走ってる人とか、カウントダウンとかしてないので、

もしかしたら余裕なのか?とか夢をみたのですが、まさかの5分前にすでに閉まってると無情の告知。

ここで完走の希望は潰えました。。

この時点では正直半分くらいはホッとしたって気持ちもあったと思います^^;

 

その後はバスに収容され、ゴール地点まで搬送されます。

ゴール地点では完走して充実した顔をしている人たちがたくさんいます。

バス収容組のみじめさはなんとも言いようがありません(笑)

完走すれば貰えるはずのメダルやタオルも無し。

ここで、やっと完走できなかったことが現実的に理解できて悔しさがあふれてきました。。

これはなんとも形容しがたい感情で、最初っからちゃんと完走できた人は味わえない貴重な感情かもしれません(笑)

 

そして、来年こそはとリベンジに燃え、今回の再挑戦に繋がっていきます(^^)